UAB1 後編 | 東京サバゲーナビ

第3回:UAB1 後編

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UAB1

前記事ではUAB1の大会の概要についてご紹介いたしました。
本記事では大会の内容についてご紹介いたします。

ゲーム開始

トーナメントも決まり次第、すぐに試合が始まりました。
両者は相手に背を向けた状態でスタートします。観戦していてとても印象的だったのですが、多くのプレイヤーは試合開始直前、姿勢が良く立った状態で、顔を少し下に向けていました。
相手と向き合っての開始する多くのスポーツでは、プレイヤーは中腰になって相手を見て構えます。
UAB1では姿勢良く立ち、しかし顔は少し下げる。戦う相手が見えない状態からのスタート、それはどのような心境なのでしょうか。
それはUAB1に参加すれば知ることができるでしょう。
両者が定位置につき、準備が整えば主審の合図とともに試合開始です。

1ゲーム2分で2ゲームまでは同じ相手と戦うことができるのですがほとんどが1分以内で勝敗が決まり展開の早い試合となりました。
たまに相撃ちとなり再試合もありましたが、ほとんどは1試合で勝敗がついています。

中には種子島で参戦するプレイヤーも。この種子島プレイヤー、動きがとても機敏だったのが印象的です。

クィックショットを多用し、とても素早い動きです。

障害物から相手を確認してはすぐ隠れる。どのプレイヤーもかなり練習を積んできたことがよくわかるほど動きが洗練されていました。

試合中、強風が吹いてバリケードが動くアクシデントがあったため、動かないように人が抑えることに。

決勝戦

決勝戦のヨッシーさんと荒井さんの握手!!UAB1最強の選手がここで決まる!

最後の戦い、激しい攻防が繰り広げられ・・・

荒井さん優勝!!おめでとう!!

UAB1最強の選手決定

試合後には表彰式もあり、荒井さんにデン・マーさんからUAB1優勝のシールドが贈られました。ちょっぴり嬉し恥ずかしそう?

UAB1の優勝者にインタビューができましたので、お話を伺ってみました。
荒井さんはサバゲーを1年半ほど前から始めたそうです。
最初は一般的なサバゲーを楽しんでいたのですが、今から1年ほど前にインドアフィールドでクィックショットをされているプレイヤーと出会い、その魅力に気付いたそうです。
そして練習を重ねてUAB1に出場、そして見事優勝!!荒井さんおめでとう!!

荒井さんのツィッターアカウントはこちら

UAB1終了

UAB1は大盛況で幕を下ろしました。
UAB1運営の皆様、参加されたプレイヤーの方々、そして貸切として大会の場所を提供していただいたピースキーパー様。本当にお疲れ様でした。
また、協賛として参加していただいたアキバベース様、 Cafe&Barビーコン様、 船長様、RES様ありがとうございました!

次回のUAB5も開催される予定となっており、詳細は公式サイトにて確認できます。

競技として強さを競いたいプレイヤーはチェックしましょう!

最後に

最後に、UABスタイルという新しい競技について筆者の感想を書かせていただきます。
※筆者の個人的感想としてお読みください

初めてUABスタイルの話を聞いたとき、UABスタイルは一般的なサバゲーの延長かと考えておりました。
しかし、UAB1の試合を見てすぐにそれは間違いだということに気付きました。 一般的なサバゲーは、30対30などの「戦場」を擬似的に体験できる遊びです。
しかし、UABスタイルはスピード感がありクィックショットの練習をしなければ相手を撃ち抜くことは困難でしょう。

UABスタイルとは、バスケットボールなどと同様のスポーツと考えた方がイメージしやすいのではないでしょうか。

サバゲーには多種多様な楽しみ方があります。
大人数で戦う一般的なサバゲー、装備に制限をしたサバゲー、WW2や世紀末の格好をしたサバゲー、明確なルールを決め審判を立たせ勝敗を明確にしたサバゲー。
現在、サバゲーはフィールドと呼ばれる場所で遊ぶ文化が定着してきました。
今度は遊び方を試行錯誤する時代に突入したのではないでしょうか。

今後、UABスタイルのように新たなジャンルが生まれることはサバゲー界にとっても良い刺激となるでしょう。
次はどのようなジャンルが確立されていくのか、私も一人のサバゲーマーとしてとても楽しみです。