Board Dragon works(ボードドラゴンワークス)ショップレビュー | サバゲーナビ

Board Dragon works(ボードドラゴンワークス)ショップレビュー

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Board Dragon works(ボードドラゴンワークス)ショップレビュー

Board Dragon worksは奈良県で日本古来の伝統技術を活かした数々のガンアクセサリーを設計および販売をしているメーカーで、ガンラックや真鍮素材を使った「真鍮戦飾」などを取り扱っております。

今回は特別に取材の許可を得まして事務所へお伺いが出来たので、商品と共にご紹介いたします。

Board Dragon worksとは?

Board Dragon worksは、設計は自社で行い、それぞれの提携工場へ依頼して生産を行って販売をしているメーカーです。
2020年7月ごろより銃専用家具「Milifurny」(ミリファニー)の発売を開始し、それ以降、他のメーカーにはない日本の伝統技術を活かしたガンアクセサリーを展開しております。

基本的にはネットショップのみで実店舗などはありませんが、ミリタリーイベントなど積極的に参加しており、見かけた方も多いのではないでしょうか?


Board Dragon worksホームページ

https://boarddragon.shop-pro.jp


それではこだわりの商品の数々をご紹介いたします。

ガン専用家具「Milifurny」(ミリファニー)

こちらはBoard Dragon worksから提案する、ガン専用の家具「Milifurny」シリーズより「Division-H」です。

Board Dragon worksで設計を行い、香川県にあるという提携の工場での生産を行い、その際に他の家具との流用などはせず、ここでしか取り扱ってない独自の家具となっております。

よくあるパーテーションや突っ張り棒などを利用したガンラックだと、置いたエアガンによっては荷重に耐えられず外れて転倒したり、壁や天井などに突っ張りでかかった圧力でへこんだりなど壁や家への負担がありますが、この「Division-H」重さもしっかりあってちょっとやそっとでは動くことはありません。

特にガンラックの要となるバックパネルは、板の厚さが50mmもあって剛性もしっかりしているので、エアガンの重さでへし曲げることも全くなさそうです。

ガンラックとして重要なフック状の基部である「ブラケット」も銃をやさしく包むような肌触りの良い素材で、特殊な金具によってワンタッチで取り付けられますが外れにくいパーツを使用しております。

バックパネルの高さは1500mmもあり、日本人の標準な身長でも不自由なくお気に入りのマイガンへ手を伸ばすことができます。

使用している木材もポリエステル化粧板というもので滑らかな肌触りで傷や汚れ、劣化に強いものとなっております。これを裏面など見えない部分も総張りでどの角度から見ても美しさを感じます。

また、海外大手量産家具などによくあるような製品の製造上で使われる素材などから起こるシックハウス症候群ですが、「Milifurny」シリーズは全て国内生産で起こりにくい素材を使っているとのこと。

キャビネット(戸棚)の上部にはコンセント2個口とステンレス板が備えてあり、バッテリーの充電などの利用を想定しております。
ステンレス板は可燃対策で万が一のことも考えられております。

キャビネットには用途に合わせて3つの収納スペースがあり、1つはチェストリグやそのほか大きな物の収納が出来るスペースがあります。
真ん中の天板は外すことができてさまざまな用途に合わせることができます。

扉も静かに締まるように特殊な部品を使用しており、どんなに勢いよく扉を押しても最後には自動でゆっくり閉じてくれるので、製品の劣化も少なくストレスなく使い続けることができます。

もう1つの収納スペースは主にマガジンやゴーグルなどを想定した引き出しです。
寸法もM4やAKなどのマガジンを測って、それらのマガジンを縦に並べて綺麗にはまるような寸法で設計されております。

ここの引き出しも特殊なレールを使用しており、引き出しを滑らかに出したり入れたりできます。

最後の収納スペースはハンドガンやガス缶などを想定した引き出しです。
高さはガス缶を縦に置けるように想定しており、中には5丁も置けるピストルラック「Delta」(デルタ)が収まり、ソーコムなどの大型ハンドガンも問題なく置けます。

ピストルラック「Delta」(デルタ)単体のお値段は12100円(税込)

こちらは銃専用の家具「Milifurny」シリーズより「Charlie」です。

縦置きのガンラックでライフルやサブマシンガンなどを3艇ほど置くことができます。

中にはサポート板として仕切りが備えてあり、サブマシンガンなど小さめのエアガンも縦置きできます。

ガンラック「Charlie」単体でお値段24200円(税込)

これらの「Division-H」(キャビネット、バックパネル、ブラケット6個、ガンラック「Charlie」、ピストルラック「Delta」)のすべてで、お値段198000円(税込)

商品は組み立て済みの物で発送され送料は別途かかりますが、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」による発送により、ヤマト運輸のスタッフがお届け先ですぐに使えるように開梱から設置、廃材(梱包材)の回収まで行いますので、届いたその日にすぐ使用ができます。

真鍮戦飾(しんちゅうせんしょく)

「真鍮戦飾」は全て切削加工で作られ、レーザー加工などでは出せない、文様の隅から隅まで角と面が綺麗に切り出されております。
これは国内でも有数の精密技術を持った工場へ依頼して製品化しており、ミクロン単位で刃先が研がれた刃物を使用した緻密な切削で、複雑でありながらも実現した製品となっております。

こちらは「真鍮戦飾」シリーズ第1弾となるこちらのガンアクセサリー「真鍮戦飾 桜飾り」
M-lokやKeymodなどのハンドガードへ取り付けることが可能です。

真鍮で作られて細かいですが強度はしっかりしており、切削による加工なのでメリハリのある角が立ったアクセサリーになっております。
これを付けるだけでワンポイント和風な銃になりますね。

「真鍮戦飾 桜飾り」1980円(税込)

こちらは「真鍮戦飾」シリーズより新たな加工技術で2021年1月より追加された「真鍮戦飾」燻銀シリーズの「桜飾り」。

これは“銀鍍金(ぎんめっき)”と呼ばれる加工が施されております。
これも専門の職人へ依頼しており、職人の手による1つ1つ丁寧に真鍮素地へ染色で施されており、日本でも技術を継承している人が少ない技術であるため、貴重な商品であるとのことです。

「燻銀 真鍮戦飾 桜飾り」2980円(税込)


燻銀の桜飾りだと光の当たる角度で魅せる雰囲気が変わり、写真では伝えきれない魅力がありました。

パッケージにもこだわっており、商品名の「真鍮戦飾」は書道の先生にお願いして一筆したためたものになっております。

こちらは20mmレールに取り付けることができるガンアクセサリー「真鍮戦飾 七宝飾り」

七宝とは、仏教用語(無量寿経)で「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」の七つの宝を指し、同じ大きさの円、もしくは楕円を四分の一ずつ重ねる文様を「七宝文」と呼ぶそうです。この文様の意味は、円(輪)は和としてつながり、人と人とのつながり、円のつながり、円満などが込められているそうです。

複雑な文様を精密な切削加工により綺麗に仕上がっております。

「真鍮戦飾 七宝飾り」3450円(税込)

こちらは燻銀シリーズより「燻銀 真鍮戦飾 麻の葉飾り」

麻の葉の模様には、麻の葉は成長がとても早く、真っすぐにドンドン成長して行くため、麻の葉柄には子供の健やかな成長の願いが込められています。またこの柄には魔除けの意味があり、古くから産着の柄として親しまれてきたそうです。

「燻銀 真鍮戦飾 麻の葉飾り」4980円(税込)

こちらは14mm逆ネジハイダーの「麻の葉銃口」

細かな麻の葉模様の彫刻面が美しいですね。こちらは6面全ての彫られており、1つ作るにも時間がかかる商品となっているそうです。

「真鍮戦飾 七宝銃口」4980円(税込)

こちらは同じく14mm逆ネジハイダーの「結晶銃口」(赤)

スワロフスキーが専用の金具で1つ1つかしめてあり、光の当たる角度でスワロフスキー表情が変わり、その綺麗に並んだ造形美にはうっとりしてしまうほど眺めていられます。

「真鍮戦飾 結晶銃口(赤)」4500円(税込)

こちらは「燻銀 結晶銃口(黒)」を実際にエアガンへ取り付けたもの。

燻銀だといぶし銀の鈍く輝く表面と先のスワロフスキーがキラリと魅せる輝きで、他では見ない味わい深いものになっていると感じました。

「燻銀 結晶銃口(黒)」5980円(税込)

こちらは真鍮戦飾によるハンドガン用ガンラック。

手前から
「真鍮戦飾 麻の葉銃掛け」9000円(税込)
「真鍮戦飾 桜銃掛け」8500円(税込)
「燻銀 真鍮戦飾 麻の葉銃掛け」11000円(税込)
「燻銀 真鍮戦飾 桜銃掛け」10500円(税込)

ディスプレイ用としてもハンドガンを飾るにも、会社のロゴが入っていたり無機質なものが多いハンドガンラックですが、これだと雰囲気が変わりますね!

フックは4段階でつける場所が変更できます。
またフックにはビニールチューブが巻かれているので緩衝材としてエアガンへ傷も防いでいます。

こちらは燻銀シリーズの「麻の葉銃掛け」とグロック17。
日本古来の伝統文様と技術が形となり、不思議にも銃と合ってしまうこの雰囲気。

ただ飾る。そこにマイガンへ手を伸ばし少しいじる時にも、その技術の結晶たるこのガンラックを眺めるのもまた良いと感じる“さらに魅せる飾り”という提案であると感じました。

WOGC(ウイスキー・オーク・ガン・ケース)

こちらは今季で新たな商品の一つである「WOGC(ウイスキー・オーク・ガン・ケース)」

これには、100年以上使用され役目を終えたウイスキーの樽を加工して再利用した希少なオーク樽材が使われており、これを職人がつなぎ合わせて1枚の平らな板へ加工して、そしてガンケースとして作られたものがこの商品です。

横開きと縦開きの2種類あります。

ハンドガンの固定バンドには牛本革を使用しております。

取手は真鍮鋳物で専用に作られたものを取り付けております。

蝶番(ちょうつがい)はどの角度でも保持できる質の高いものを使用しており、ふたがある程度の角度で止まるようになっております。
ただマイガンをしまうケースとしてではなく、ふたの裏側に好きな写真やパッチなどを張ることにより、ふたを含めたインテリアケースとしても考えられております。

肌触りは柔らかでありながらとても質量を感じる剛性さがあり、これはぜひ手に取って見てほしい商品でした。

「WOGC(ウイスキー・オーク・ガン・ケース)」数量限定 参考価格27500円(税込)

真鍮戦飾 麻の葉銃把1911

こちらは今季で新たな商品の一つである真鍮戦飾シリーズの「ガバメント用グリップ」
細かに彫られた麻の葉文様が美しさと存在感を放ちます。

「真鍮戦飾 麻の葉銃把1911」参考価格9000円(税込)

こちらは先ほどのグリップにいぶし銀メッキを施した燻銀Ver.

梱包もこだわる予定で桐の箱に入れて商品として販売するそうです。
こうしてみるとなんだかありがたみを感じてしばしそのまま置いて拝みたくなるような雰囲気があります。

「燻銀 真鍮戦飾 麻の葉銃把1911」参考価格12000円(税込)

Board Dragon works(ボードドラゴンワークス)

どの製品にも設計から寸法の隅々まで計算されて、そして素材と品質を追求して、日本古来の伝統文化と技術の粋を集めた妥協のない、こだわり抜いた商品の数々でした。

ワンランク上のディスプレイや、日本の伝統文様をマイガンで新たな彩をぜひ体感してみてください。


今後はイベントにも積極的に参加していくとのことで、現時点で出店が確定しているのは

3月6日 第9回爆裂祭
3月27〜28日 ショットショージャパン2021春の部
4月17日 CHANGE SUVAIVAL GAME4
5月30日 伊達な軍拡祭2021
6月27日 中部エアソフトガンマーケット

ぜひ各イベントへお越しの際にはBoard Dragon worksの商品を手に取ってその目で見てみてください。


最新の情報はホームページか、Twitterにてご確認くださいませ。

Twitter

https://twitter.com/works_board

著者:骸骨サバゲーマーSasugo

関西を中心に活動する骸骨サバゲーマー。
関西だけでなく関東や他地域へ遠征サバゲーもよく行く。
サバゲーをするだけに飽き足らず、カメラマンやブログ、他にも
自身で主催する貸切サバゲーイベントの通称「チェンサバ」や、
創作キャラレイヤーとして「創作集団 悪役連合」のリーダーを
務めるなど幅広く活動する。
2020年よりサバゲーナビ公式ライター。

Twitter:@Sasugo_3

Blog:サスブロ!



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