感染対策がサバイバルゲームに与える弊害について | サバゲーナビ

感染対策がサバイバルゲームに与える弊害について

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前書き

皆さん、こんにちは。サバゲーナビ 編集長です。

サバゲーナビでは定期的に新型コロナウイルスの過剰な対策に批判的な意見を発信してきましたが、感染者が落ち着いてきた今、どうすればよいか参考になればと記事を書くことにいたしました。
感染対策でマスク、手の消毒を続ける事がサバイバルゲームで参加者や新規サバゲーマーの減少といった大きな問題を生み出しているということをお伝えしたいと思います。
サバイバルゲーム愛好家にとって決して他人事ではありませんので、この記事でこのままでよいのか再考していただく機会になれば幸いです。

そもそもですが、マスク着用が本当に感染対策になっていると思って着用しているのではなく、みんながしているからする人がほとんどではありませんか?
10月に感染者数が激増したかと思いきや、11月現在では一気に100分の1程度まで激減しました。
みんないつも通りに外出してマスクをして手の消毒をしていたのにこうなったということは、マスクや手の消毒とは全く違う別の要素によって感染者数が変わるということがよくわかったはずです。

我々はコロナ禍と呼ばれる社会現象を続けて1年半以上経ちますが、そろそろ目を覚ましませんか?
批判を恐れずにお伝えしますが、私はお店やスーパーに行くとき、バスや電車に乗る時に一切マスクを着用をしませんし手の消毒もしません。
しかしどのお店でも何も言われず指摘もされず、誰も気にすらしません。逆に私の方がびっくりしました。
それどころかいつもより親切に接客してくれる気すらします。
※マスクが無いので表情がわかりやすいからでしょうか

今の時期にサバゲーに行って良いかというような相談を受けたりするのですが、堂々とサバゲーに行って問題ありません。
我々はこのまま感染対策という名のコロナ禍を続けることは正しいのでしょうか。

本記事へご意見は大歓迎ですので、言いたい事などがあれば是非お問い合わせフォームにお書きください。
全てお読みして必ず返信いたします。

新型コロナウイルスは危険?

感情論で「危険だ!」「感染対策を!」と思う前に、まずは正しいデータをみてどのような状況になっているかを正しく把握しましょう。
戦争で敵軍が侵攻してきたらいきなり逃げるのではなく、敵軍の装備や人数、弱点はあるかを調べますよね?
情報は武器です。厚生労働省が正確に発表している健康被害の詳細を調べてみましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kokunainohasseijoukyou.html
こちらのページの『新型コロナウイルス感染症の国内発生動向:20XX年XX月X日時点』というリンクに新型コロナウイルスの被害の詳細があるのでこちらを解説いたします。

資料の一部を抜粋しましたが、PCR検査陽性者数の死者数は18,306人となっています。
インフルエンザの死者数が年間で約1万人程度であることを考えると2年近く経ってもまだ2万人も死者数がいないのはそこまで大きな死者数ではないと思いませんか?
肺炎では毎年約10万人が亡くなってます。
日本の年間の死者数は様々な理由で140万人が亡くなることを考えると、新型コロナウイルスが仮に存在しなかったとしても我々日本人の健康被害はさほど変わらないのです。

新型コロナの死者数の内訳ですが、80歳以上が全体の60%、70代が25%、60代が約10%を占めております。
死者のほとんどが高齢者で、死者の平均年齢はなんと82歳。
情報には載っていませんが、亡くなる方の多くにはガンや糖尿病、寝たきりといった基礎疾患があります。
日本の平均年齢が84歳であることを考えると、ほぼ寿命と同じです。
それに比べて社会を動かす原動力となる59歳以下の日本人は約8200万人いて、新型コロナによる59歳以下の死者はたったの1217人。

PCR検査陽性者数も全体で172万人ですが、インフルエンザの毎年の感染者1000万人と比べるとあまりにも少ない。
後遺症も一時期は騒がれましたが一生残るような深刻な後遺症もなく、「倦怠感」があるようならリハビリ科に通院して適切なリハビリを受ければ治ります。

くどいようですが重要なのでまとめますと、新型コロナウイルスは死者数が肺炎の10分の1で、亡くなる方のほとんどが基礎疾患のある高齢者で、感染者数はインフルエンザの10分の1で、深刻な後遺症もほぼなしというウイルスです。
これが厚労省が正式に発表しているデータでわかる新型コロナウイルスの健康被害なのです。
新型コロナが無害だとは言いませんが、感染したところでほとんどの人が寝れば治る病気のどこが恐ろしいのでしょうか。感染しても特に問題は無いのではないですか?
感染者の多くが軽症か無症状と誰もが一度は聞いたことがあるはずです。 TVや政治家が声高に新型コロナの恐怖を訴えていますが、なぜあそこまで恐怖心を煽るような事ばかり言うのか私は理解に苦しみます。

感染拡大から2年近くが経とうとして新型コロナの健康被害は危惧されていたほど危険ではないことがわかってきたのですから、過去の古い情報を新しい情報でアップデートしていきましょう。

感染対策は意味があるの?

皆さんは車に乗るときシートベルトを締めますし、サバゲーでは目を保護するためゴーグルを必ず装着しますよね。
このように意味のある事はするべきですが、マスクや手の消毒に意味はあるのでしょうか?
私はマスク着用も手の消毒も、まったく意味が無いと認識しております。
ティッシュで初速90m/sのBB弾を防ごうとするのと同じくらい、まったく意味がありません。

これは重要な事なのでみなさんもしっかりと把握していただきたいです。

マスクの効果がないとする根拠ですが、それは『感染を防ぐ効果がある事を証明した論文がない』ということなのです。
逆に『マスクをしても効果がない』という論文はあります。
例えばインフルエンザに感染した人を部屋の中に入れて部屋中をウイルスで満たして、その中に健康な人を50人ほど入れます。
半分はマスクを装着し、もう半分はマスクをつけないで一定時間滞在して、その後は自由に生活して感染者数を比較するのですが、感染者はほぼ変わりません。
このような実験は世界でも多くされていましたが、医療用の高価なマスクをピッタリと隙間なく装着するなど適切に使えば効果はあるといった論文はあるものの、一般人レベルで有意差が明確に出たという論文はありません。

コロナ禍になってマスクの実験結果や論文が世界中で提出されるので私も和訳していくつも読みましたが、飛沫を防ぐ証明はされますが感染者をどれだけ減らせるかの具体的な数字が全くありませんでした。

それどころか、マスクを付けていると唾液や飛沫が付着するのですから1時間か2時間おきに交換しないと雑菌が繁殖します。
マスクは使い捨てが前提で最初はこれを指摘している専門家もいたのですが、今はまったく見なくなりました。
朝に使ったコップを洗わずに夜も使ったら汚いのと同じで、同じマスクをずっと装着することは唾がペッペペッペとかけられた布を口に巻いているのと同じなんです。
感染防止以前に、普通に不潔で汚くないですか?それを手で触ったりしたら手に雑菌も移るのです。

それでも「マスクに効果はある!」と主張する人もいるのですが、それならみんなマスクを外して生活したらどれほど感染者が増えるか言える人はいるのでしょうか。
この重要な質問に誰も答えられない。誰もマスクの効果もわからないのに装着しているのが実態なのです。


手の消毒なんて論文を調べるまでもなく効果が無いのはすぐわかります。
お店に入る時に手の消毒をしても、その後にスマホを触ればスマホから雑菌、ウイルスが手に付きます。
衣類や鞄にだってウイルスや雑菌は付いているのに手だけ消毒していますが、波動拳やカメハメ波のように手からウイルスを出している人はいるのでしょうか?

過剰な手の消毒は常在菌と呼ばれる人間と共生関係にある菌を殺したり手荒れの原因にもなりますので、オペ室に入るなど特別な理由でもないかぎり手の消毒などする必要がありません。


冒頭でもお話しましたが多くの人が感染対策をしていたのに感染者が激増してすぐ激減するなど、感染対策とは関係なく感染者は増減したのです。
何の根拠もないのにマスクや手の消毒に意味があると信じるのであれば、少し前に流行った水素水やマイナスイオンなどの疑似科学を信じた人達と同じと言えるでしょう。

感染対策がサバイバルゲーム業界にどのような被害を与えるのか

長くなりましたが、ここからが本題です。
新型コロナウイルスの感染者数が激減したのに誰もがマスク装着や手の消毒をやめようとしません。
これで誰にも迷惑をかけてないのなら良いのですが、実際には大きな実害が出ているのです。

定例会にコロナ禍の前ほど人が集まらない、今の時期ではイベントを開催しずらい、開催しても人の集まりが悪い、という相談を最近、私は受けました。
感染者も激減したのですから日常生活に戻って良いはずなのに、実際にはそうはならなかったようです。

残念ながらこれは当然の結果と言えるでしょう。
誰もが感染対策してます!とアピールするということは感染対策をしなければならないリスクの高い所だと暗に伝えているのですし、そんな所でサバゲーに行こうとする人が減るのも当然です。残念ながらこれは我々自身が作り出した風評被害のようなものです。

よく思い出してください。我々は健康被害を少なくするための手段として感染対策を選択したのですよね?
それなのに手段である感染対策が目的となり「お願い」としつつ実質は義務化され、目的であるはずの健康被害の減少には誰も気に留めなくなりました。
今は感染者も激減して健康被害は微々たるものになったのですから、マスクの着用も手の消毒もせずお店にも行ったり電車にも乗っても問題ないはずですよね?


政治家の行動も問題なのですが、新たに岸田政権が発足して「第6波」が来るから油断できないとしています。
感染者が増加する→感染対策をしよう!
感染者が減少する→油断せず感染対策をしよう!
これでは永遠に感染対策しろってことではないですか。政府は日常生活を取り戻すって言ってませんでしたっけ?

政治家は感染対策の徹底を叫ぶのに11月の衆議院選では政治家の演説で多くの人が駅前に集まって歓声を上げており、選挙開票の集会では全議員がマスクを外していました。
どうやら音楽フェスの密はNGのようで選挙フェスの密では何をしてもOKのようです。

勇気を持っておかしい事にはおかしいと言って良いのではありませんか?
我々はスターウォーズというSF映画に登場する戦闘ドロイドのように本部からの指令には何の疑問も持たず素直に従う事しかできないのでしょうか。


話題は少し変わりますが、本質とズレた対策のため多くの被害者が出ている例をご紹介いたします。
2020年にカナダで銃乱射事件があり購入できる銃に厳しい規制をする法律ができました。
しかしカナダの銃犯罪で使用される銃のほとんどは違法に密輸される銃のため無意味な法律だと大きな批判を受けています。

本質的な問題である銃の密輸の取り締まりは強化せず、合法的に銃を所持している人の規制を強めても何ら意味はありません。
そんなパフォーマンスに付き合わされる関係者はただの被害者です。
ちなみにカナダでは実銃を模したエアガンも禁止される可能性があり、カナダのサバゲーマーは大迷惑でしょう。


コロナ禍も同様です。
多くの国民が「感染対策は必須です!」と健康被害と関係のないパフォーマンスを続けることで外出しずらい環境を作りだし、マスク着用、手の消毒、人数制限、ワクチン接種やPCR検査の義務など厳しい条件を課す事によって音楽ライブ、旅行、サバゲーを含むスポーツ、文化芸術、婚活などの人の出会いや交流、飲食、映画など多くの産業が大きな被害を被っています。

感染対策をアピールすることは世間体を保てるなど一時的な効果はありますが、根拠もなく感染対策を目的として続けてしまうとそれを止める時に止める理由を提示できなくなってしまうため、なし崩し的になんとなく続けざるを得なくなってしまいます。
すでに多くのイベントでこの傾向がみられております。
手段が目的となり本質から外れたパフォーマンスをすることで得られた一時的な利益のために、定例会の参加者減少やサバゲーへの新規参入者の減少など多くの代償を支払っているのです。

感染対策を続けることはコロナ禍を続ける事と同義であり、何ら解決にはなりません。
心から感染対策をしたくてやっているのではなく、批判される事を恐れ同調圧力に従っているだけだと認めませんか?
3年後や5年後にもなれば日常生活に戻っているでしょうが、戻せるものであれば少しでも早く戻しませんか?

新型コロナの健康被害がとても少なく感染対策と呼ばれる行為に効果がほぼ無いのにいつまで続けるのでしょうか。
そしてその実害をフィールドやイベント運営者が受けるという事をよく考えていただきたいのです。
多くのサバイバルゲーム愛好家には、コロナ禍の前と同じように堂々と胸を張ってサバイバルゲームを楽しんいただきたいと思います。

あとがき

新型コロナウイルスの感染者が激減してある程度は日常生活が戻ると思っていましたが、想像以上にコロナ禍が継続されており同調圧力の強さに私は驚かされました。
人は変化を嫌う生き物と言われますが、新型コロナが流行る時はみんなマスクを拒否したのに、今は逆にマスクを外す事を拒否します。
受刑者が長年刑務所にいると出所するのを嫌がるのと同じ心理かもしれません。

本人がコロナ禍という牢獄から出ない事を選択するのはよいでしょう。
しかし大勢の方がそれをした影響で閉店したフィールドや経営が難しくなったフィールドがいくつもあります。

サバイバルゲームとは見た目が物騒なためか、危険な人達、犯罪者予備軍などと本気で信じている人も残念ながら世の中にはいます。
実際はそんな事はなく良識ある人が多いと私は信じていますし、そうした人達が今のサバイバルゲーム業界を発展させてきました。
しかしコロナ禍ではそのサバゲーマー達が行政や大手マスコミの主張を疑いもせず信じて、サバイバルゲームを見捨てているようにも見えます。

新型コロナウイルスの意見は医師の中でも大きく分かれており、私と同じように新型コロナウイルスを過剰に恐れてはいけないと主張する医師も多くいます。
今こそ、マスクや手の消毒をしてますと周囲に許しを請うようなパフォーマンスはやめて、堂々とサバイバルゲームを遊んで良いのではないでしょうか。
一日でも早くサバイバルゲーム業界が日常を取り戻せる事を願っております。

本記事への意見がありましたら、是非お問い合わせフォームへお書きください。
有難くお読みし、時間を頂くと思いますが必ずご返信いたします。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

著者:サバゲーナビ編集長

しがないサバゲーマー。いつも裏方作業をがんばってます。